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動作ボタンの機能

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チャート画面の右下にある「動作ボタン」について、それぞれ機能の説明をしてみます。

1. モニタ開始・再開・停止

開始

モニターからのデータ記録を開始します。

再開

何らかの理由や不具合などで記録が途中で中断してしまったときなどに使用すると、続きから記録を再開することができます。

停止

モニターからの通信を終了します。(チャート画面は閉じずにそのまま開いている状態です。)

DATAフォルダへ記録が保存されますので、ネットワーク接続にて他のPCからも編集ができるように構築している場合には、記録の変更などもできるようになります。

2. 一般情報(患者情報)と予定表

データ記録を開始してから患者名や生年月日などの患者属性データを入力します。入力とは、予定表ボタンから患者情報を呼び出す動作、もしくは一般情報ボタンから手動による入力、どちらの場合も当てはまります。

モニタ開始前にあらかじめ患者属性データを登録しておく必要はありません。(というより、開始ボタン押下前に、一般情報ボタンと予定表ボタンを押下できない仕様になっています。)

参考画像について、電子カルテから取りこみ設定した項目は以下の通りです。

  1. 患者ID
  2. 患者氏名
  3. 患者カナ氏名
  4. 性別
  5. 生年月日(誕生日)
  6. 科名
  7. 予定術名1(術式)

その他の空欄の項目につきましては、必要に応じて手入力が可能です。

もちろん、あらかじめ予定表にある項目であれば追加で反映させることもできます。

3. 開く

症例ファイル(麻酔記録)を開きます。

paperChartで作成された症例データは子機のDATAフォルダに保存され、親機のDATAフォルダにも複製保存されますので基本はそこへ参照しにいきます。

4. 検査入力

血液検査結果を手入力することができます。

数値を入力し、時刻も間違いがないか確認してからEnterキーで確定。チャート上にこのようなかたちで表示されます。ちなみに、修正変更は基本的には不可能です。

5. チャート印刷

  • メニューから「ファイル」を選択
  • プリンタの設定をここでおこないます。PDF保存も可能です。
  • プレビューで表示されているこの形式で、設定したプリンターから印刷されます。

↓手術時間の長さによって枚数が増えます。

チャート画面

サマリー画面

6. インシデント

インシデントボタンを押すと、このようなウィンドウがでてきます。

基本手入力の箇所が多いですが、「▽」のタブはリストから選択できるようになっています。

7. JSA転送

  1. 「JSA転送ボタン」でJSA PIMSにデータを転送します。
  2. ボタンを押すとこの「JSA麻酔台帳へ送出」というウィンドウが出てきます。
    • JSAデータを転送するフォルダを指定します。
    • 既定のフォルダに送出したい場合はKS.exeにて指定します。
  1. 「jsa transit directory」にJSAデータを転送したいフォルダの場所を設定してください。
  2. 設定したら必ず、「設定を書き込み終了」を押してください。

8. 終了

チャート画面を閉じます。(アプリケーションを終了します。)


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