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一般的な使い方⑥:「記号」(麻酔開始/終了など)

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「記号」(麻酔開始/終了など)

麻酔開始/終了など麻酔チャートに書く記号をなんと呼べばいいのかわかりませんのでとりあえず記号と呼ぶことにします。
記号の種類は設定ファイル remcnf.txt で設定します。記号の入力はウィンドウ上縁の記号メニューでも操作できます。

記号の入力

デモデータ

麻酔開始や手術開始などの記号を入力することができます。 画面右側の各押しボタンを押してください。現在時刻のところに、それぞれの記号が表示されます。 あるいは、押しボタンをマウスでドラッグするとそれぞれの記号が押しボタン上に現れます。 それを該当する時刻のところまでドラッグしてください。その時刻に表示されます。

記号の時刻変更

記号を左右に目的の時刻の所までドラッグしてください。 図は、手術開始(緑二重丸)を左へドラッグ中(矢印の二重丸)。

マウス右クリックメニューによる入力

記号欄でマウス右クリックメニューを出すことにより、マウス位置の時刻に入力することができます。

記号の削除

記号をマウスでドラッグして欄外へ持ち出してください。

記号の記事(コメント)入力

それぞれの記号に文章や選択肢によりコメントを付随させることができます。

選択肢が設定されていない記号には文章による入力だけが可能です。

↓↓
↓↓

モニタ開始してから、画面右欄の「挿管」ボタンを押してください。

つぎに、記号欄に表示された挿管の記号(T印)を左クリックしてください。
次のようなダイアログが表示されます。

該当するものを選択してください。
記事が付随する記号には*マークがつき、マウスを近づけるとその内容がバイタルサインと同様に表示されます。

選択肢は 麻酔終了(終了状態)、挿管(チューブサイズなど)、硬麻穿刺(穿刺位置など)、脊麻穿刺、レベル確認、持続硬注開始(薬剤量)、気管吸引(量と左右)、pacing(モード)、DC(エネルギー) に、あらかじめ付けられていますが、変更する場合はCONF\remcnf.txt を書き換えてください。

1症例に複数の手術

開始と終了を持つ記号(麻酔開始/終了や手術開始/終了、挿管/抜管、タニケットOn/Off など)は1症例中何度でも使うことができます。また、手術1を開始して、それが終了する前に手術2を開始することもできます。手術終了時に複数の手術が開始されていた場合は、手術終了を押したときに、どの手術を終了するのかの質問ダイアログが表示されます。挿管1⇒抜管1⇒挿管2⇒抜管2 という順序はもちろんのこと、意味があるかどうかは別にして、挿管1⇒挿管2⇒抜管1⇒抜管2 などという順序でも入力できます。気管支離断のばあいや複数科の同時並行手術、両足それぞれのタニケットなど、使い道は各ユーザーでお考えください。

この性質は麻酔や挿管/抜管など開始と終了がペアになるすべての記号に適用されます。
NV.exe の画面上では体外循環の開始終了も2回ずつ登録できるようになっています。

次は、「薬剤入力」についての説明です。→

一般的な使い方(https://paperchart.net/ech/how2use.pdf

出典元:paperChart.net

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